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The 90 Plus Wine Club Jp

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第6回 プレミアム・セレクション

Cross Cellars | クロス・セラーズ
設立年:2003  
オーナー:ジム& スー・クロス
ワインメーカー: クレイグ・ベッカー
スー・クロスは、1972年にナパ・ヴァレーに移住し、ワインや葡萄栽培について興味を持つ、富裕層の小さいグループを対象にする高級なカリフォルニア・ワイン・ツアー社を創設した。同じ年にジム・クロスは、この36年間、毎月継続してロサンゼルスで行われることになったワイン・テイスティング・グループ、ソシエテ・ジョワ・デュ・ヴァンを設立した。料理とワインに対するまじめな興味から、2人は卓越したワインを製造し、市場に出す夢を抱くようになる。そして2003年に、ジムとスーは、ケレハー家所有のブリックス・ヴィンヤードから葡萄を購入した。誰もが羨むこの名高い9エーカーの葡萄園は、ワイン・スペクテイターのマット・クレイマーが、「ナパ・ヴァレーの中で最も確実に良いワイン、つまりは素晴らしいカベルネ・ソーヴィニヨンを造る」と賞賛したオークヴィルに位置している。ジムとスーは、ワインメーカーとしてクレイグ・ベッカーを招き、単一畑100パーセントのカベルネ・ソーヴィニヨンを100ケース製造、2006年に初ヴィンテージをリリースした。
 

Ehlers Estate | エラーズ・エステート
設立年:1985
オーナー: シルヴィアヌ・ルデュク
ワインメーカー: ケビン・モリッシー
エラーズ・エステートの目標は、原産地を反映させたワインを生産することである。小さな家族農場経営で、持続力、コミュニティ、品質、慈善、歴史といった価値観を反映させる。1985年には、ビジネス、ボルドースタイルのワイン、そして恩返しをという情熱を持って、ジーンとシルヴィアヌ・ルデュクは、セント・ヘレナのすぐ北側に位置し、1886年に造られた歴史ある42エーカーのバーナード・エラーズ・エステートの畑を購入し、再生を始めた。2002年にジーン・ルデュクが亡くなり、ワイナリーは、ルデュク財団の資産となる。現在は葡萄畑からワイン醸造、スタイルの方針に至るまで、ワインメーカーのケビン・モリッシーに委ねられている。ナパ・ヴァレーの中でも最も葡萄栽培に適した土壌に植え替えを行い、芸術的なワイナリーとバレルを建築し、カリフォルニアとヨーロッパをひとつにしたワインのスタイルを定義し、オーガニックとバイオダイナミック農法で、ワールドクラスのワインを生産、そしてその利益は心血管疾患の研究にあてる、エラーズ・エステートはナパ・ヴァレーでも類のない位置づけとなっている。ワイナリーでは、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロ、カベルネ・フラン、およびカベルネ・ソーヴィニヨンを生産。主要なカベルネ・ソーヴィニヨン“1886”は、バレルのチャイの後ろにある最西端のパーキンズの一区画からエーケンズ丘のアサンブラージュである。
 

Fleming Jenkins Vineyards & Winery | フレミング・ジェンキンス・ヴィンヤーズ&ワイナリー
設立年:1999
オーナー: ペギー・フレミング & グレッグ・ジェンキンス
ワインメーカー: グレッグ・ジェンキンス
ジェンキンスは、何年も前から、ワインの魔法に魅了され、葡萄畑を栽培し、ワイン造りをすることを夢見てきていた。 1999年に、ロス・ガトス上方の小さな丘に位置する家の近隣の土地を耕し、650本のシャルドネの木を植えた。その小さな第一歩が、葡萄園での生活に対するより深い感謝やワイン醸造の工程などの理解へとつながり、友人や家族の助けや励ましで、2003年に夢のワイナリーを現実のものとした。フレミング・ジェンキンス・ヴィンヤーズ&ワイナリーは、家に隣接している葡萄畑から収穫したシャルドネ、シラー・ロゼ、2種類のシラーを2003年のヴィンテージとして生産した。これらのワインと、また2006年に発売し始めたナパ・ヴァレー・カベルネのブレンド、コリオグラフィー、を共に慎重に増産してきている。ジェンキンスには、ワイン造りのあらゆる姿勢を示す二つの目標と理念がある。第一には、すばらしいワインに期待する優雅さと繊細さを誇示しながらも、土地柄やクローンの個性を表現するその葡萄園ならではのワインを生産すること。第二に、有意義な方法で人々が生活の中でより大きな達成感を得るための刺激を与えることができるワインを造ることである。
 

Kamen Estate Vineyards | ケイメン・エステート・ヴィンヤーズ
設立年:1980
オーナー:ロバート・ケイメン
ワインメーカー:マーク・ヘロルド
「ベストキッド・シリーズ」、「フィフス・エレメント」、「雲の中で散歩」、「トランスポーター・シリーズ」、そして「テイクン」などの映画脚本家ロバート・ケイメンは、1980年に、ソノマのマヤカマス山脈の南西斜面に280エーカーの土地を購入するが、その購入目的は初めから明確であった。何よりも最高品質のカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培することであったのである。マスタープランの開発及び監督に、葡萄栽培家フィル・コトゥーリが選ばれた。ロバートとフィルは野生保全の理念を共有し、当時では珍しい有機栽培へと進んでいく。ケイメン葡萄畑の土壌は、化学肥料、殺虫剤や除草剤にさらされたことが未だかつてない。当初、ケイメンの果実は、ソノマのプレミアム・ワイナリーに売られていたが、 1996年に、大火災がロバートの家と一緒に葡萄畑の半分を壊滅させた。他の人ならば大きな挫折となるところであるが、ロバートは、「すべて起こることには理由がある」の信条を強く保ち、地面が冷却するとすぐに主要な植林を始めた。最先端の栽培技術が採用され、カベルネの新種クローンが選ばれて異なる台木が使用された。そして、ケイメン・エステートの初回カベルネ・ソーヴィニヨンが、1999年にリリースされた。
 

L'Angevin | ランジュヴァン
設立年:2001
オーナー:ピアソン夫妻&マイヤー夫妻
ワインメーカー:ロビー・マイヤー
2001年のある春の夜に2組の夫婦、アランとレスリー・ピアソン、ロビーとシャノン・マイヤーは、ワインを飲みながら将来について語り合っていた。そしてその夜が、彼らが共に冒険を始める第一歩となる記念すべき夜となった。彼らは、ロビーがオノロジストとアシスタント・ワインメーカーとして、そしてアランとレスリーがワイナリー・エステート及びプロジェクト・マネージャーとして勤めていたピーター・マイケル・ワイナリー・エステートで知り合った。4人は、思いついたワインのブランド名とロゴをカクテル・ナプキンにスケッチし、 同年の秋には、最初のヴィンテージ、ロシアン・リバー・ヴァレー・シャルドネ“L’Angevin”を300ケース製造した。2組の夫婦は2005年にオリジナル・ラベル“L’Angevin”の姉妹ラベルとして“ピアソン・マイヤー”を出した。このラベルは“L’Angevin”を生み出した2組の夫婦の名字にちなんで名づけられたものである。彼たちは小さな畑で最適なワイン用の葡萄を丁寧に育て、少量の手造り“ピアソン・マイヤー”ラベルをソノマ・コースト、ナパ・ヴァレーから出荷している。
 

Larkin | ラーキン
設立年:ショーン・ラーキン
オーナー: ショーン・ラーキン
ショーン・ラーキンは、間違いなくスコットランドのインヴァーカイシング・ファイフ生まれで、ただ一人のナパ・ヴァレーのワイナリー所有者である。驚くことに、ラーキンはヨーロッパでの自身の専門職を捨て、最も権威あるワイン生産地のカリフォルニアでワイン事業を営むという長年の夢を果たすことを選んだのである。ラーキンは、地元ナパのワイン界において真の美食家とみなされ、さらに偉大なボルドー・シャトーに敬意を表すべく、彼のカベルネ・フランは「貧者のシャトー・シュヴァル・ブラン」と称されている。多くの面で、ショーン・ラーキンは、本来のナパ・ヴァレーの伝統にならう現代のパイオニアといえる。彼はそのエネルギーと熱心さ以外は何も持たずにナパに乗り込み、文字通り葡萄から本当に特別なものを作り上げてきたのである。
そのワイン造りの哲学は、「高品質の葡萄をもとに、最高のワインをブレンドし、そして人生を楽しむ」ことにある。

 

Moone-Tsai Vineyards | ムーン・チァイ・ヴィンヤーズ
設立年:2007   
オーナー:マイク・ムーン& メリー・アン・チァイ
ワインメーカー: フィリップ・メルカ
ムーン・チァイ・ワインの発売は、共同設立者、マイク・ムーンとメリー・アン・チァイが、ワイン業界を共にした在職期間、特にベリンジャーでいくつかのカベルネに対する賞賛を得たことを通して、2人が共有したヴィジョンを達成した証であると言える。ムーン・チァイは、ナパ・ヴァレーの中で最も羨まがられる葡萄畑の区域において、優れた技巧において有名なフィリップ・メルカの協力を得て、その細やかさ、ストラクチャー、パワー、微妙なバランスによって特徴付けられる驚くべきカベルネとなった。 これらの特徴は、選び抜かれたムーン・チァイのラベルであるライオン*に、貴族階級の担い手として、そしてもっとも重要なことには、各ボトルの卓越した中身の濃縮された優雅さを、反映させているのである。
*古代ギリシャ以来、ライオンが威厳、強さ、そして勇気の象徴となった。ローマ人は、同時にこの尊い考えに則り、ライオンをワインの神、バッカスの勇敢なる保護者として任命したのである。

 

Palladian | パラディアン
設立年:2002
オーナー:デイビッ&サンディ・ジョーンズワインメーカー:デイビッド・マハフィ
パラディアン・エステート・ワイナリーは、独特のカベルネ・ソーヴィニヨンのワインで知られるナパ・ヴァレーでも最も人気の高いワイン産地、セント・ヘレナの東部の丘陵に囲まれた小さな葡萄畑と洞窟のワイナリーである。この高品質のボルドー風ワインは、人生同様にワイン造りの中にそのバランス、ハーモニー、そしてそのストラクチャーの重要性を見いだす、葡萄畑を見下ろす伝統的なパラディアン寺院の名を取って名付けられた。2002年に家族所有地でワイン事業を立ち上げた所有者でもあるデイビッド、サンディ・ジョーンズ、そして31歳の経験豊富なワインメーカーのデイビッド・マハフィは、すぐにカリフォルニア州でも名だたるレストランやワインショップの間で評価を得た。この評判は、古典的なワイン生産技術への強い責任感から得たものである。細心の注意を払って手入れされた樹から収穫された葡萄は、手分けされ、水に浸し、その果実の風味を維持するために1トン瓶で涼しい場所で発酵される。魅力ある 繊細な皮のタンニンを抽出し、アルコールを蒸発させ、仕上がりのアルコール含有量を達成するために発酵のキャップは手動で慎重にはめられている。優しく押すことで種が破れるのを避ける。そしてワインは洞窟にあるフレンチオークの樽の中で2年間寝かされるのである。

Peacock Family Vineyard | ピーコック・ファミリー・ヴィンヤード
設立年:1991
オーナー:クリス&ベッツィ・ピーコック
ワインメーカー: クレイグ・ベッカー

クリスとベッツィ・ピーコックは、1991年、セント・ヘレナの町のすぐ西に位置するナパ・ヴァレーのスプリング・マウンテン地区にある6.2エーカーのカベルネ・ソーヴィニヨンの畑の近くに家を持つ。彼たちは神学、慈善活動、旅行、美術の珍しい組み合わせの専門知識によって、スプリング・マウンテンの美しい葡萄畑から世界トップクラスのカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出していく。 「私は今までの人生で様々な経験をしてきた」とクリスは言う。「私はいつも自然とアウト・ドアを愛する心から動かされている。私の人生の一つのテーマは、この世界に、精神性が高い、私が「スピリチュアル・グリッド」と呼ぶ場所を見いだすことにあり、ナパ・ヴァレーがその場所の一つなのである。私は‘その土地に戻りたい’と思い、素晴らしいワインの世界と私の持つ情熱を結びつけることができると思い立った。」ワインメーカー兼ゼネラル・マネージャーのクレイグ・ベッカーは、オークヴィルのロバート・モンダヴィ・ワイナリーでキャリアをスタートさせ、1997年にスプリング・マウンテン・ワイナリーでワインを造り始め、2003年にコンサルティング・ワインメーカーになるためにそこを去る。現在彼は、ピーコックでワインメーカー兼ゼネラル・マネージャーの両方を担当し、「ワインメーカーとしての私の目標は、葡萄畑と微気候の特異性による優れた品種のワインを生産することである」と語る。

 

Robledo Family Winery | ロベルド・ファミリー・ワイナリー
設立年:1984
オーナー: ロベルド・ファミリー
ワインメーカー: エベラルド・ロブレド
1968年に16歳の若さで、レイナルド・ロブレドは葡萄園の労働移民として、メキシコからカリフォルニア州のナパにやって来た。昼間は葡萄畑で働き、クリスチャン・ブラザースの労働者収容所に住み、ワイン業界への繋がりとそしてその情熱を築いていった。長年 葡萄畑で苦労しながら働き続けたレイナルドは、1984年、妻マリアとロス・カーネロスのナパ側に最初の小さな土地を手に入れ、ランチョ・リノコン・ヴィンヤードと名付けた。この葡萄園でロブレドの家族は、彼たちのピノ・ノワールの果実を育て、レイナルドは子どもたちに土地を耕作する方法を教え込んだ。レイナルドの子供たちは、非常に若くして、剪定、しばりつけ、副梢剪定、ワイヤー・リフティング、リーフィング、果実を間引いたり、収穫したりするなどの実践労働を行うことにより、家族経営における責任というものを学んでいった。ロブレド一家は、ソノマ、ナパ、そしてレイク郡に350エーカーの葡萄園を所有している。2003年10月25日、一家はメキシコ移民の葡萄園労働者として、米国で初めて、テイスティング・ルームを開くという歴史を作った。そしてその後、ロブレド一家は、自分たちが造ったワインが、2名の米国大統領と、またメキシコ大統領に提供されたことを誇りとしてきているのである。
 

Seavey Vineyard | シーヴィー・ヴィンヤード
設立年:1981
オーナー:ウィリアム&メアリー・シーヴィー

ワインメーカー:フィリップ・メルカ
シーヴィー・ヴィンヤードの土地は、1870年代初めに定められたものである。スイスからの移民、チャールズ・ボルパーはそこに143エーカーの土地を購入し、南に面した丘の斜面に葡萄を植え、ふもとの牧草地には乳牛を購入して、放牧していた。その後チャールズ・ボルパーは、フランスからの移民、ジョルジュ・クロシャと事業パートナーシップを組み、フランコ・スイス・ファーミング社を発足させた。彼等が1892年に共に亡くなったとき、ボルパーの143エーカーの不動産は、新しい所有者に売却され、1979年にウィリアムとメアリー・シーヴィーが買い取るまで、馬や牛の牧場となっていた。
1981年に、シーヴィーは、ロイ・レイモンドと彼の葡萄畑の従業員を雇い、かつてのボルパー・ヴィンヤードをよみがえらせた。シーヴィーは当初、レイモンドの葡萄園や他のワイナリーに葡萄を販売していた。しかし1989年には、1881年に造られた石の乳牛の納屋をワイナリーとテイスティングルームなどに改装し、1990年に初めて、シーヴィー・ヴィンヤードのラベルでカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネを、1994年にメルローと2番目のカベルネのラベルを、そして1999年にカラヴィナを発売した。初期ワインの成功により生産を増やし、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの生産は拡大され、2000年に第二のワイナリーが建設された。シーベイ・ヴィンヤードのワインは、現在に至るまですべてシーヴィー・ヴィンヤードの葡萄で生産されている。
 

Whetstone Wine Cellars | ウェットストーン・ワイン・セラーズ
オーナー:ウェットストーン夫妻
ワインメーカー:ジェイミー・ウェットストーン
1998年の夏にターリー・ワインセラーズで働き始めたジェイミー・ウェットストーンは、ワイン造りのためには何でもする、と冗談混じりにある友人に話していた。それから6年半、ジェイミーは、丘の中腹にある30エーカーの土地に葡萄を植え、スペイン語を流暢に話し、200エーカーの有機栽培葡萄の管理を手伝い、ワインメーカーのアシスタントとなり、自身のレーベルを始め、フルタイムでコンサルティングを行うようになったのである。ターリーは、ジェイミーのために農業と、細かい、最先端のワイン造りの実務経験により、これらすべてのことを行うことができる場を提供してきた。さらにワイナリーでの経験を向上させるために、ジェイミーは2001年夏の短期間、ブルゴーニュのドメーヌ・ドゥジャックでも働いた。現在、ジェイミーはウェットストーンの執行債務者であり、マニフェスト・ワインの最高経営責任者兼共同創立者、及びJTワインのコンサルティング・ワインメーカーとして活躍している。ワインを愛するジェイミーの熱意と様々な経験が相まって、最終的にウェットストーン・ワインセラーズに辿り着いたのである。彼が提供するワインは、ピノ・ノワール、シラー、ヴィオニエ、シャルドネとなっている。