2018年1月30日 ナパ・ソノマ地域の火災基金チャリティ

先日は、ナパ・ソノマ地域の火災基金チャリティにご協力をいただきありがとうございました。1月30日に開催致しました第25回プレミアム・ワイン・テイスティング会ではご来場いただいた方々、またご参加いただけませんでしたメンバー様からもチャリティにご協力いただきました。総額1,627,000円となりましたこと、ご報告させていただきます。またご協力いただきましたこと、大変感謝いたします。

総額全てをNapa Valley Community Disaster Relief Fund(Website: https//www.napavalleycf.org/fire-donation-page/)へ寄付させていただきます。

10月9日から23日間燃え続けた火災で、ナパ、ソノマ、メンドシーノ、レイク・カウンティーズなど約200,000エーカーズ(東京23区の面積3倍以上)が燃え、死者44人、約9,000棟が焼け、カリフォルニア史上最大の被害をもたらしました。火災に巻き込まれたワイナリーは44件で、90 PLUS WINE CLUBのパートナー、パットランド・エステート、ロイ・エステート、シニョレロ・エステート、ホワイト・ロック・ヴィンヤーズ、ヴィン・ロック、モンゴメリー・ヴィンヤーズなども含まれています。「ワイン王」で親しまれた長澤鼎氏のサンタ・ロサの記念施設や醸造所も焼失。今回の被害額は30億ドルと言われています。

幸いにも、多くのヴインヤードは整備されており、水があるために燃えにくかったようです。2017年は例年より暑く、ドライであったため収穫もいつもより早く、85％の葡萄がすでに収穫されていました。未収穫だった葡萄の大半は、収穫が一番遅いカベルネ・ソーヴィニヨンで、葡萄の皮が厚いため煙の影響が少ないと報告されています。

復興までには数年かかると思われますが、瓦礫の除去は始まっており、一歩一歩進んでおります。

ワイン愛好家の皆様には、お好みのナパ・ヴァレー、ソノマ産ワインを楽しんでいただくことが復興支援となります。ナパのワイナリー、労働者、コミュニティにとっては、こうした支援がこれまで以上に必要になって参ります。

10月9日から23日間燃え続けた火災は、ナパ、ソノマ、メンドシーノ、レイク・カウンティーズなど約200,000エーカーズ(東京23区の面積3倍以上)が燃え死者44人、約9,000棟が焼け、カリフォルニア史上最大の被害をもたらしました。