第22回プレミア・ナパ・ヴァレーのバレル・テイスティングとオークションは、2月23日にカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカで行われました。
プレミア・ナパ・ヴァレーのワインは、それぞれ60本から最大でも240本の限定生産品で、小売業者、レストラン経営者、カントリークラブや卸売り業者のみを対象に先物商品として販売され、落札するとそのワインの唯一の所有者となります。どのワインもその年のプレミア・ナパ・ヴァレーのためだけに生産され、二度と同じワインが造られることはありません。
オークションで入札にかけられた187種類のワインは、熱気ある3時間半のオークションで58名の入札者によって落札され、インターネット・オークションでの31種類のワインを含むと、総額410万ドルとなりました。
上位10種類の落札されたワインの総額は$680,000で、トップはシルバーオーク・カベルネ(20ケース)でした。$44,000から始まりす$55000、$65,000、$75,000とどんどん上がり$90,000になって落ち着くかと思った時カウベルが鳴り、もう一度会場が盛り上がりました。最終的にメリーランド州のクリスティーナ・ピアースさんが$110,000で落札しました。落札されたワインは2020年に届けられます。
去年の山火事の災難のこともあり、今回はいつもより参加者の熱意を感じました。
プレミア・ナパ・ヴァレーの収益は、ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)によりナパ・ヴァレーの振興、保護、強化のための活動に役立てられます。
プレミア・ナパ・ヴァレーに関する情報や、プレミア・ナパ・ヴァレーのワインの一覧はpremierenapavalley.comをご覧ください。
写真は、プレミア・ナパ・ヴァレー・ウィーク・ギャラリー(Premiere Napa Valley Week gallery)からご覧いただけます。
バレル・テイスティング 前もってオークションに出品される200社以上のワインのテイスティングが開催されます。ワイナリーオーナー・ワインメーカーとの交流。